信成堂が運営する整骨と医療ノウハウが学べるメディア

腰痛の症状や原因、接骨院で受けられる施術やリハビリについて

2019/06/27
 
この記事を書いている人 - WRITER -

腰痛は誰でも経験をしたことがある人が多いのではないでしょうか。腰痛と一言で言っても原因はそれぞれ違います。過度な負荷を与えることにより腰痛になる場合と、日常生活から考えられる原因もあります。では、腰痛の原因と症状、リハビリなど細かく説明していきたいと思います。

日常生活から考えられる原因

・長時間同じ姿勢でいる

仕事などで長時間同じ姿勢でいることが多い、たちっぱなしでいることが多いという人もいますよね。同じ姿勢というのは同じところにずっと負荷がかかっているので、腰痛になりやすいのですよ。例えば、長時間座っていたり、立ちっぱなし、中腰、無理な姿勢などを続けることで腰痛につながってきます。これらの姿勢を続けることで腰の筋肉が緊張して時間の経過とともに筋肉が疲労し、血行が悪くなり、腰に痛みが生じます。

・運動不足が原因

実は運動をしないだけでも腰痛の原因になってしまうのですよ。腰の周りにある大腰筋や大殿筋、中殿筋の筋肉が衰えるうと、腰すいに負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまうのです。

・過剰な動きや無理な負担

過度な運動によって筋肉が疲労し、徐々に緊張を強めて腰痛を引き起こします。腰に無理な負担がかかるような動作を行うと腰痛よりもひどいぎっくり腰などの急性の腰痛を招くことになるので、腰に負荷をかけすぎないようにしてくださいね。

腰痛の症状

腰痛というと腰が痛いのが当たり前ですが、実は腰痛の原因は様々であり、原因に応じて腰の痛み方もまったく違います。例えば腰が重い、激しい痛みがある、起床時や疲れたときに腰が痛い、腰からふくらはぎにかけて痛い、などその状況によってどんなときに痛い、どこが痛いかは全く違います。病院に行くならどのような症状があるのかしっかりと伝えるようにすることが大切です。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは加齢や外力の負荷で変性した背骨の椎間板が靭帯や神経根、精髄を圧迫してその結果、痛みや手足の麻痺を引き起こす疾患のことです。ヘルニアは激しい痛みが生じるのが特徴で重量物を上げたり不用意に持ち上げようとしたり、体をひねるなど、無理な動作が発症の原因となることが多いです。

坐骨神経痛

坐骨神経痛は腰部から臀部、大腿を通って足裏までのびる、体の中で一番太く長い末梢神経です。坐骨神経痛とは腰椎椎間板ヘルニア、など様々な要因によって、坐骨神経痛が圧迫されて炎症を起こし、臀部や大腿後面、下腿に痛みやしびれが起きる症状のことを言います。この坐骨神経痛もなる人が多く、腰痛の原因のひとつですね。坐骨神経が様々な原因によって圧迫、刺激されることにより痛みやしびれが起こる症状のことを言います。

年齢によって違う腰痛の原因

また、年齢によって原因は違ってきます。例えば若い人の場合は腰椎椎間板ヘルニアが主な原因で起こる場合が多く、腰椎の椎間板が繰り返し負荷により弱くなってつぶれて椎間板の中の髄核が外へ飛び出す疾患です。若いころは無理をして負荷をかけすぎてしまうので、このような原因で腰痛になることがありますね。そして、中高年以上だと腰部脊柱管狭窄症が原因となることが多く、加齢によって狭くなった脊柱管の中を通る神経が圧迫されることによって起こります。このように、年齢によって原因が違い、治療法も異なってくるので、どのように痛みがあるのかしっかりと確認をしておきましょう。

すべり症

すべり症は主に腰痛が生じ、腰をそらす動作、ひねる動作をした時や分離部分を押すと痛みが増強します。神経根の圧迫がある場合は下肢痛を生じることがあります。このすべり症は中高年に多く、彼によって椎間板が変性することで起こりやすくなるので、中高年の人は気をつけるようにしましょう。

急性、慢性腰痛

この慢性腰痛はほとんどの人がなったことがあるのではないでしょうか。慢性腰痛は急性腰痛ほどの激しい痛みがあるわけではありませんが、腰部の鈍痛やだるさが持続して動作によって痛みが増強されます。慢性なので、我慢できないほどの痛みではありませんが、ずっと痛い状態が続くと生活に支障が出る場合もあるので、接骨院などで治療をした方が良いですね。慢性腰痛は痛みが長期に及ぶ腰痛で痛みによって日常生活が障害されて精神的なストレスから腰痛が助長されるという悪循環に陥っている場合が多くあります。そのため、根本的な原因が分からない限りは改善するのは難しく、ずっと痛みが続くことも少なくありません。また、腰痛のほとんどが原因が分からないことが多く、そのため、長く続いてしまい、生活に支障が出てしまうことがほとんどですね。そして、急性腰痛症は腰部の強い痛みのために腰部の屈伸や回旋のの動きが制限されて動くことが出来ません。これはかなり強い痛みが生じるので、すぐに安静になる必要があります。そして、しばらくしてもずっと長い痛みが生じるなら病院へ行った方が良いでしょう。

整骨院での治療

腰痛は様々な原因で起こるのですが、通う病院によって少し治療方法が違います。今回は整骨院での治療法についての説明をします

整骨院は国家資格を持った専門家が治療するものの、慢性的な腰痛などには健康保険の適用がされません。整骨院は骨、関節、筋、腱、靭帯などに痛みの原因があるときに、手術ではない方法で治療することが出来ます。

例えば腰痛なら湿布、低音波、超音波などの電気治療、温熱治療、軟膏、塗り薬などによる処置、テーピングが中心です。

整骨院へ腰痛を改善しにいったら、ほとんどの病院がこれらの治療を中心として行うでしょう。

ですが、治療院によっては少しマッサージをしてくれるところもあります。そして、柔道整復師が行うマッサージでは、痛みのあるところを中心に触診をした上で、緊張した筋肉を解し、関節のずれがあれば矯正をするなどの治療をします。

固くなった部位をストレッチすることもあります。これから見てとれるように、痛みを一時的に緩和する対症療法が中心なので、手術をしたり、特別な方法でマッサージをするということはありません。

体をほぐしながら、様子を見て徐々に改善していくという治療方法を行います。

リハビリが受けられるところも

整骨院は電気マッサージをすると思っている人が多いと思いますが、中には筋肉に対してストレッチや筋膜リリースを行うこともあります。

特に腰痛は姿勢が悪くて起こることも多いため、姿勢分析や歩行分析を行いその人の悪い癖や負担がかかりやすい原因などを考察して治療を行う場合もあります。リハビリを受けた方が根本的な原因を見つけることが出来るので、より高い効果を実感することが出来るでしょう。

症状の根本改善を目的としてそれぞれの症状や原因に対して、一人ひとりにあった最適な施術を行う整骨院もあるので、もし、電気マッサージなどでよくならない場合はリハビリを受けることをおすすめします。

まとめ

このように腰痛について細かく紹介しました。軽い腰痛なら誰でも経験をしたことがあるのではないでしょうか。

腰痛は何かが原因で起こり、それが慢性化して長期になることも少なくありません。

また、仕事での姿勢が悪くそれが原因で腰痛になっているなら、完全に治るのは難しいといっても良いでしょう。ですので、少しでも腰痛が改善するように運動をしたり、負荷がかからないように日常生活で気をつけていくしかないのが現状です。

もし、腰痛が気になるなら接骨院に通ってみることをおすすめします。そして、少しでも不快な症状が改善すると良いですね。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 蔵王整骨院のブログ , 2019 All Rights Reserved.