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肉離れの症状・原因と整骨院での施術内容を紹介します

2019/06/16
 
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肉離れとは、スポーツなどで自身の筋肉を急激に収縮させることにより、主にふくらはぎが部分的に筋膜や筋繊維が損傷したり、断裂したりしてしまう症状のことです。部分的に断裂することが多いですが、まれに筋肉が完全に断裂してしまうこともあります。

簡単に説明しますと自分自身の力で自身の筋肉を切ってしまうということです。

特徴としては寒い時期に肉離れを起こすことが多く、その理由としては筋肉が硬い状態のまま(例えばウォーミングアップなどをせずに)激しい運動を行ってしまうということが挙げられます。

今回の記事ではそんな「肉離れ」について

  • 肉離れの症状
  • 整骨院にかかると…
  • 当院での「肉離れ」施術内容
  • 予防策
  • 自分でできる対処法

を紹介していきます。

 

肉離れの症状

肉離れを起こすと

「ばちっ」

「ぶちっ」

というような断裂音を自身で感じることがあります。

肉離れを起こした部分を伸ばしたり、力を入れたり、押したときに痛みを感じます。

痛みの大小は、断裂部分、断裂具合によりけりですが、重度の場合ですと歩行するのが困難な場合もあります。

外見上の変化がある場合もあり、腫れる。内出血しあざのようにある場合もあります。

 

 

当院では……(患者さんの症例などを入力)

 

「肉離れ」で整骨院にかかると…

基本的に整骨院では医療行為を行うことはできません。

施術を行うことは可能で、「柔道整復師」の資格を持った施術師が施術を行ないます。

なので重度の肉離れの施術はできません。

症状を治療するというよりも痛みなどを緩和させ、早期回復を促す施術を行います。

 

施術の際は健康保険は適応されます。

 

当院での「肉離れ」施術内容

肉離れの処置

まずは損傷部位の特定をします。
問診・視診・触診後にどの筋肉が肉離れを起こしているのか、どの程度の肉離れなのかをお伝えします。
当院では筋肉の解剖図を使い分かりやすい説明を心掛けています。

 

治療としては
まず損傷部位のアイシング、圧迫、患部を高く上げ炎症症状の軽減を行います。

その後、損傷部位に対して特殊治療器によるアプローチを行います。
治癒力を高める「マイクロカレント」
鎮痛効果が高く即効性のある「ハイボルテージ」
主にこの二つを用いて損傷部位の早期回復を図ります。

 

当院では上記のような施術を患者様の容態に合わせて柔軟に対応しております。

その他、再発予防にも繋がるアドバイスなども患者様に合わせて行っております。

特殊治療器によるアプローチ後、損傷部位に圧迫をかけ動作時の負担を軽減するためにテーピングによる固定を行います。

 

肉離れを予防するためにできること

 

肉離れを予防するためには運動を行う際は必ず、ストレッチを行うことが挙げられます。

普段から運動をしていて、ストレッチも入念に行っているアスリートの方でも「肉離れ」を起こすことがあるくらいですので、普段運動をしてない方などが急に激しい運動を行ってしまうのは非常に危険です。

 

これに合わせて、ふくらはぎにテーピングを施すことで肉離れになるリスクをさらに軽減することが可能です。

テーピング例

①踵からふくらはぎ中央を通りアキレス腱サポート

②踵外側からアキレス腱を通りふくらはぎの内側を通り腓腹筋内側のサポート

③踵内側からアキレス腱を通りふくらはぎの外側を取り腓腹筋外側のサポート

 

これらを行うことで「予防」することは可能です。

ですが必ずふせぐことができるわけではありませんので実際に肉離れを起こしてしまった際の対処法を紹介いたします。

 

肉離れを起こしてしまった際の対処法

肉離れを起こしてしまった際は、すぐに運動を辞め、その部分をまずは冷やしましょう。

タオルを水にぬらしてもいいでしょうし、もし近くにコンビニがあるのなら氷と袋を購入し、患部に当てましょう。

入浴の際も長く浸かることは避け、シャワーを浴びるなどの工夫が必要です。

注意してもらいたいのが、飲酒です。飲酒は血流が良くなり、内出血量が増えます。
出血量が増えると筋肉繊維の中に大きな血のしこりができ、肉離れが重症化する恐れもあります。当分は控えるのがよいでしょう。

このようなことを行うことで軽い肉離れなら、安静に過ごし患部を冷やすことで自然治癒力を使用しての回復は可能です。

 

歩くのが困難、痛みがあきらかにひどい場合は、下手に自分で何とかしようとせずにすぐにでも最寄りの整骨院か整形外科を受診しましょう。

放置をして仮に自分では「治った」と思っていたとしても、それが本当に治っているとは限りません。

筋肉系のけがは知識がない方にとっては

「治っているのかがわかりにくい」

ものなので、もう治ったものと勘違いしふたたび運動をして、重症化…という方も少なくありません。

 

それに気づかぬまま、肉離れを慢性的に引きずってしまう方も中にはいますので、少しでも思い当たる節がある方は受診をお勧めします。

 

最後に

今回は「肉離れ」について様々なことを記事にさせていただきました。

肉離れは誰にでも起こりうる可能性がありますので、いざというときに適切な判断ができるようになれれば、早期回復につながり、重症化を避けることにもつながりますので、ぜひとも今回の記事内容を頭の隅でも置いていていただければと思います。

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